もう二十年以上昔近所の漫画喫茶によく通っていた漫画はそんなに一杯はないけれど漫画喫茶にしては珍しくJAZZが流れてる店だった店の雰囲気はただの喫茶店でお洒落なJAZZが流れているのだけど店のマスターは中年小太りでいつ見ても、グンゼの白い肌着だけでウ
ふわりふわりと、夜の街を漂い続けていた真っ暗い海の底には光はないけれど満月の夜だけは昼間みたいに明るくなるからほんのちょっとだけ上の方まで行ってみる透明な海が少しだけ昼間の海のようで海の向こうには、光輝く黄金の月幸せなんて縁がないと思ってい
言葉が生まれる前の記憶は何一つとして持っていない言葉が欲しているのはいつも私の存在について無人島で一人気ままに暮らしていてもきっと何かに話しかけてしまうだろう満足のいく返事は何一つ返ってこないのにきっと話し相手を求めてしまう集団の中にいると
世界一巨大な木がある大きいからと言って1番の古株でもないらしい大きさと寿命はイコールではないみたいだ1番の古株は世界のどこにいるかは今でもはっきりとは分からない運良く生き延びていればひょっとすると、1万年生きてるかもしれない1万年近く、身動きし
梅雨の中休みの夕暮れ時夜が段々と短くなってきているからいつもの帰りの電車の窓から今日は綺麗な夕焼けが見えた同じように、今日の綺麗な夕焼けを見ている人はいないのだろうかと電車の中を、他の人の様子を伺ってみたけれど皆一様に携帯ばかりみていて、誰
タバコを覚えた16才バイトして手にしたお金はゲーセンか漫画喫茶に消えていき将来の夢はまだ何もなかった当時の唯一の楽しみは 友人達と行くカラオケくらいでモテる事しか頭になくて女の子とHしたくてウズウズしてた友達の紹介でやっと彼女ができたけど当時
世界中の言語達が集まって時にヒソヒソと、時にガヤガヤと何かについて議論している私には日本語しか分からないから、議論の内容は、全くわからない誰が作ったのか、分からない物同士人がいなくなれば、言葉もいなくなり言葉がいなくなれば、人は人でなくなっ
他人の幸せを聞くとすぐに妬んでしまう自分も同じように幸せがやって来た時に誰かに妬まれてしまうだろうかそんな風に思えたなら、ちょっとはまだマシだ他人の幸せを妬んでしまうのは自分にとって、その幸せに価値があるからだその妬む感情の先には、自分の価
庭付きの一軒家に住むまで庭の雑草なんて気にした事なんてなかった抜いても抜いてもすぐに生えてくる雑草の生命力に負けそうになる普段よく目にする様になると道端に生えている雑草も気心の知れた知り合いみたいな感じになり大きく育つとこんなになるんだと、
人は誰にも言えない秘密が大きく言って3つある小さな声で言ってもいいけれど大体思い当たるのは、きっと3つくらいだろう特に秘密にしている訳ではないけれど何となく言いそびれてしまったままいつの間にか言えなくなってしまってそのまま胸の奥にしまい込ん
いつの頃からか他人の顔色を伺ってしまう社会を生きていく為にいつの間にか身につけてしまった処世術だから仕方ない何の取り柄も持っていなかったから生き抜く為には、他人の顔色を伺うしかなかったずいぶんと年をとったら生きるのが大分楽になってきた若い頃
初めて2人でデートした日も今日みたいな優しい雨の日だったまだ一緒に入る傘も、お互いに遠慮しがちで片方の肩が、お互い濡れていたいつからか君の腰に手を回し一緒に入る傘の日は雨なんて全く気にならなくて今日みたいな雨の日は楽しかった一緒に過ごす年月
ピアノにしろギターにしろ達人達の演奏をみていると鍵盤やフレットの上で指が踊っているように見える音を楽しむのが音楽だけど演者の指が軽やかに踊っているのを見るとそれを見ている私の心まで一緒に軽くなって行くような気がするあんなに軽やかに踊れるよう
人間40も過ぎると夜中まで起きてられない次の日が休みとか、久しぶりに友人達と用事があれば話は別なんだけど、基本12時過ぎに寝た次の日は寝不足で、あらゆるパフォーマンスが落ちるパフォーマンスは落ちるけれど普段は、世の中に警戒して過ごしているのであ
自分を変えたいと、誰もが思うでも、中々自分を変える事は、難しいいつもの自分でいる方が、1番楽だから人はつい、楽な方に流れて行く今の自分を作りだしたものは日々の何気ない、ルーティンだその自分でも気がついていないルーティンをまずは朝から晩まで書
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歯を大事にしていないと大事にしなかった分だけ痛い思いをしないといけない分かっているのに、中々大事にできない小さい頃から歯医者によく行っているのにもう中年になっても、中々治らないきっと老人になる頃には私の口の中には、歯はいないかもしれない頭で
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いつもの朝の駅の構内いつもの電車が来るまでの待ち時間何気なく見上げた駅の照明よく見てみると、いくつか電灯がついていないいつも当たり前に通り過ぎる風景はちょっと立ちどまって、注意深くみてみないとちょっとした違いに気づく事はないいつも同じだと誰
出口のない迷路があるゴールできるのは、死んだ時だけ永遠に近く感じる時の流れだけどきっとゴールする時は、一瞬の事のように感じるだろう上から見れば誰だってゴールできそうだけど上から見る事は誰にもできない横から見ている他人でさえゴールに近づいてる
夢見るころは、とうの昔に過ぎ去り今は夢見る事もほとんどない自分の人生を予想出来る事なんてほんのちょっとしかなかった自分の思い通りにいかないのが人の一生だろうけどまだまだ残された時間はあるからもう一度、昔みたいに夢見てもいいじゃない若い頃はタ
今日はいつもの贔屓の占いによると今年1番の幸運日でした1週間くらい前から、今日の日の事をソワソワしながら、待っていました幸運日は、今日まで努力して頑張ってきた事が、ちょっと報われる日だと思っていましてそれなりに頑張ってやってきた事が1つか2つ
2人出会った日から今日までの道のりがやっと報われる今日からが2人のスタート晴れの日ばかりは続かないから2人のハレの日は雨の日がいい1人で傘を差さないで2人で互いを思いやりながらきっといつか、1人になりたいと強く思ってしまう日も来るけれどそんな時は
携帯でTV電話もできるし、メールもLINEもできる現在だけどコロナの影響で誰にも会えない家族がいるから寂しくはないけれどやっぱりたまには飲んで食って喋りたいこんなに誰にも会わないなんていつ以来だったかすら覚えがない普段はそんなに会えなくてもあまり
何事も1番難しい事は1つの事を、継続して続けて行くことすぐに飽きがきたり、興味が移ってしまったりする事ばかりで一途にやり続ける事は、なんて難しい事でしょう一生涯、続けて行けるものに出会えたならそれはとても幸運な事たゆまぬ努力も1番だけれどきっ
いつの頃からか覚えていないけれど小学生の頃から、よく妄想ばかりしていた大した実力は何もないけれど、尊大なプライドだけは大きくなっていたからその隙間を埋めるのが、妄想だけだった結婚して、子供がちょっと大きくなる最近まで気がつけば、妄想の世界に
色々な占いにハマってきました何かに一心不乱に取り組んだ事があまりない為自分自身がいまいちハッキリわからない占いは客観的に私のことを言ってくれるからある意味考えないで済むから便利なんですのそんな占いの1つが言うには、今日は1年で1番運勢のよくな
今年で早いもので、働き出して20年になる20年前は、当たり前だけど、20代の若者だった先の事など何1つ分からないまま仕事で嫌な事がある度に、すぐ辞めようと思っていた長い年月が経ったから振り返れば全てがいい経験になった嫌な思いも、悔しい思いも、理不
人生は選択の連続だ毎日朝起きてから、夜、可愛い顔して寝るまでいくつもの選択の結果を積み重ねる見えない答えを導き出すかのように選択は2つしかない、逃げるか、戦うか若い頃から選択の時に、いつもだいたい、逃げ続けてきただから今、年をとって、もうこ