これこれ、これです

YouTubeや映画で観る日本の食事風景のご飯が美味しそうに見える。
ふっくらしてべとつかず、かといってパラパラでもない。なんか私たちが食べる白米とは違うと思いながらみる。

でね、水加減や火加減など工夫して炊いてみるのだけど、やっぱり何かが違うのよね。洗米して１０分か２０分放置したのちに炊いてみたり。ちょっと良い感じかなと思えるのですが。でもたまにもうどうでもよくなって普通に（工夫しないで）炊いた時、結構美味しかったりして、何が何だかわからなくなる。
どうなのよ。

先日絵描きの親友が米を送ってくれた。
親友は昨年とても美味しい米が手に入ったから遊びにおいでと盛んに誘ってくれていたのだが、結局その訪問は実現しなかった。
それで親友はついに訪問できなかった私に送ってくれたのはその米だった。
白米で有機栽培で透明感のある、みるからに美味しそうな米。
それを炊いて驚いた、
これこそ探し求めていた美味しさと質感でした。
その透明感は新米であることを証明している。
美味しいはずだ。
ただしこの米は有機食品の卸屋なので大量に注文しなければならない。
親友は大勢で一緒に注文するとか。

ともかくこの味と質感が欲しくて、ある日普通に日本食材店から手に入る米にタイの餅米（sticky rice）を５分の１程混ぜて炊いてみました。
おやおや、イケるじゃないの、質感も良いし味も良し。

これこれ、これですよ。