2019年11月23日(ネット鑑賞)
面白かった、良い意味で馬鹿っぽい話で。
もう少し短く切って110分位にした方が良かった。
前作を観ているので、ラストの展開は驚愕だった。
物語は、正義の犯罪集団フォー・ホースメンの活躍を描く。
まず、最初にこの映画のネタバレはシリーズの根幹を崩す大どんでん返しのため、本作を観た人は面白いからといって前作を観るような真似はしない方が良い。
前作より派手になった仕掛け、マジックの数々は超絶技巧を映像で観るというこのシリーズ最大の見せ場だと考えます。
そもそも、マジックと映画の相性はとても悪く、どんな超絶マジックも映画なら編集とCGで何とでもなるように見えてしまうため、如何に説得力を持たすかが、作り手の手腕の見せ所となります。
そういった意味で、このシリーズは観客にこういうトリックなら現実的にあり得るかも、くらいには説得力を持たせていると言えますので、それだけでも立派だと考えます。
今回の敵役を陥れる罠の規模は、正直大きすぎて現実的でないですが、どんなピンチに陥っても何とかなるっしょと感じさせる緊張感の無さが、この映画にとってはとても重要で、魅力的な印象を与えるので不思議なものです。
歴史に残る傑作とは言いません、でも楽しい一時を約束できる作品ではあります。お勧めです。
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