映画「ターミネーター:ニュー・フェイト」☆

2019年11月16日（劇場鑑賞）

ターミネーター２の正当な続編との殺し文句に誘われて観に行ったが、２の続編は上映5分で終わってしまった。
※若い頃のみんなをまた観れて嬉しかったりもした。
それと、OPの海岸の波打ち際からの骸骨が徐々に波に洗われて見えてくる演出は最高だった。

物語は、2020年。 メキシコに2体の戦士が未来から送り込まれたことで人類の未来を掛けた戦いが始まる。

とても残念なことだけどシュワちゃんが余分で、マッケンジー・デイヴィス演じるグレースのキャラがとても魅力的だった。
特に鎖をグルグル振り回しながら戦うのはとてもカッコイイ画だった。
そして、リンダ・ハミルトン演じるサラ・コナーはとても良い年齢の重ね方をしていた。
ただ、女性の活躍が過ぎて若干逆男女差別のような雰囲気すらあるのは欠点かもしれない。
※ジェームズ・キャメロンの資質からしたらむしろ時代が追いついた印象もある。

今回の敵役ターミネーター「REV-9」はとてもコミュニケーション能力が高く、潜入型ターミネーターを体現していた。
しかし、ターミネーターと言えばシュワちゃん演じるT-800の無口で乱暴な方に慣れているため、違和感ありまくりでした。
ラストの戦いで、「その女は他人だろ、こっちに渡せ。」みたいな交渉を入れるところなんかは、若干イラっときました。

アクション演出はとても良かったので、見どころはあります。
ターミネーター２の続編と思わなければ、お勧めです。