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2019年11月06日06:00

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次女の死 最終

あれから間も無く4ヶ月になろうとしている。
早いような遅いような、時間が止まっているような混沌とした気分。

霊能者の話ではあまり嘆くと死んだ本人の足を引っ張ることになり成仏しづらくしてしまうそうだ。
一番の供養は残されたものが元気に幸せに暮らすことらしい。
そうすると魂は安心して霊界での務めに励むことができるということらしい。
霊界でも学ぶことによって上の階級に進むことができるとか。
霊界では肉体がないので、学ぶことは多分全く精神的なものなのだろう。
そしてある時、再度肉体を通して学びたいと思う時が来るのだそうだ。
守護霊や神やその他の魂と相談の上、決断するらしい。

そしてこの世に戻ってくる準備をするのだと。
大体の人生の青写真を作り、親を選ぶのだそうだ。

私たちは十代になると親を批判し何故自分を産んだのだ、とか何故子供が親を選べないのだろうとか恨めしく思った人は多いかもしれない。
実は自分が選んでいたらしい。

それにしても親を選んで生まれてくるだなんて、知らなかった。
びっくりしたが、なんとなく分かるような気がしないでもない。

ともかく次女が私を選んでくれたことは嬉しい。
光栄と言っていいほど。
もしかして馬鹿で単純な私を指導する為に選んでくれたのかもしれないと思う。
子供の時からたまに大人っぽい注意をしてびっくりさせられていたもの。
本当にたまにだったけど。

よく虫の知らせという。
後になって分かることだが、そういえばあれは虫の知らせだったのかもというふうに。
いつもはだらしない人が、突然身の回りの整理を始めたり、部屋をきれいに片付けたりして間も無く死んでしまうと、虫の知らせだったのかもしれないと思うわけだ。
本人は知らないが、何かがそうさせていたということなんだろう。
私が思うに、本人は気がついていなかったけれど、魂が知っていたっていうことだろうと思う。

次女も死の2、3ヶ月前から急に花を買うようになったと次女の親友が云っていた。
花なんか飾ったことないのに、突然買うようになり部屋に飾った花を嬉しそうに愛でていたと。
虫の知らせ。
次女は知らなかったが魂は知っていたのだ、きっと。

ついにお茶を入れてくれる事なしに逝ってしまった次女だが、後悔しているのは私の方。
次女の立派な生き様に気がついていなかった。
彼女に直接伝えたかった、誇りに思っていると。
立派だねと。

それにしても私を親に選んでくれて、ありがとう。
本当に嬉しい。
ありがとうね。





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