今日は徒然草の中から一言紹介したいと思います。
『人が住んでいる家に
は、怪しいものが勝手に入ってくることはない。
誰も住んでいなければ
道を通る人がやたらに入ってくる。
狐やふくろうなども自由に住み着き、樹木の霊などという怪奇現象も現れる』
(第235段)
鏡にはいろいろなものの影が映るが、それは鏡そのものに色や形がないからだ、何もなければ、外から何者が入ってくるかわからない。
人間の心も同じだ。
中にしっかりしたものが備えられていれば、怪しいものがむやみに入ってくることはない。
では、何が入っているといいのか。
それは、信念、目的、
品格、道徳、つまり
人間らしさである。
と述べています。
心の中にしなければならないことがいっぱい入っていたら、くだらないことを考えている暇がないということです。
信念や品格、道徳とかむずかしく考えないで、やってみたいこと、行ってみたい場所、会ってみたい人、観てみたいコンサートやスポーツ、食べてみたい食事、参拝したい神社仏閣など前向きな『目的』をもってみるだけで、心が晴れ晴れとした気持ちでいっぱいになるものです。
心の空き家はやめましょう。
今日はラクビー決勝だ観戦しよう。
ありがとう!
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