・はじめに
国道4号線の二本松市北部、下り方面沿いにはいくつかラーメン店がある。
どこも案外、長いこと営業しているように思うが、駐車場の広さは無関係ではあるまい。
長距離トラックの運転手の、格好の食事の場所になっているのだろう。
今回訪問したこの店は、駐車場は広いことは広いのだが、大型トラックは停められない。
営業時間がそこまで長くないのはそのためだろうか。
つまり、深夜に最も来店を見込める客は長距離運転のトラック運転手だが、
そのトラックを格納できる場所がないため、その客を呼び込めないからだと思われる。
いくつかあるラーメン店の中では最も新しい店であったようにも思えるので、
他店に配慮してのことなのだろうか。
・対象
営業時間：11:00〜17:00(L.O.16:45)
定休日：火曜日(祝日は営業)
駐車場：18台
席：カウンター8席小上がり座敷席4卓
席にある調味料：酢、醤油、辣油、胡椒
従業員：女性3名
手作り餃子5個280円
・結果
大きさ：中程度
皮の厚さ：中程度
ひだの数：2個
焼き加減：やや濃いめのきつね色の焼き目が片面についている
餡の内容：野菜が多めで大蒜風味が利いている
・考察
この店の餃子は、肉の比率が低いため、脂っこいラーメンと別な料理、と感じる。
また、大蒜もそれなりに入っているため、餃子自体の主張も感じられる。
ラーメンの副菜として、ラーメンの存在感を脅かさず、自身の存在も示しているのだ。
ラーメン店で出す餃子としては、優れた餃子だと言える。
お気づきの通り、餃子単体で食べる場合は物足りなさが否めないことが付随する。
・まとめ
評価は3である。パンチが利いた餃子だと思うが、食べ応えは弱い。
この系統の餃子は、すぐに名前は出てこないが、他の店でもしばしば見かける。
福島市内でも出会ったし、群馬県太田市でも体験した記憶がある。
今後も、日本中の、主にラーメン店で遭遇するように思える。
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