私は、終戦の次の年に岡山県吉備郡足守町というところ
で生まれました。1946年のことです。
備中足守藩2万五千石の陣屋町です。
陣屋町というのは、小さな城下町です。
生まれた家は、祖父が明治40年頃に開業した医師の家
であります。
生まれてから40年後に、地元の皆さんから、「足守」
を「陣屋町」として復興しよう!そのメンバーとして、
入って下さいと誘われました。
町なみ保存の運動です。その運動に尽くしました。
明治9年生まれの祖父は、私が20歳の時に、90歳で
亡くなりましたが、祖父から昔の話を聞かされていたこ
とは、幸せでした。
ひとつの家でも、ひとつの村でも、天から降ってくるよ
うに出来たわけとちゃうで!
「ひとりひとりが、頑張らにゃいけん!」であります。
「身体のことを、思うてみー。つくるのは、自分じゃろ
が!」
一生懸命、汗を流して、家も村も、こつこつこつこつつ
くってきたのでしょう!
今日の結論はなんでも「行政に頼るな!」であります。
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