2019年7月28日(ネット鑑賞)
こんなに首チョンパが観られる映画はそうそう無い。
戦争映画に近い印象、命のやり取りが常に行われていて、映画としての緊張感が失われない。
ほぼ裸の男が走って逃げるだけの映画なのに、飽きさせないという離れ業をやってのけた監督「メル・ギブソン」は流石と感心しました。
※これが裸の女性なら誰でも撮れる。
物語は、原始的な生活していた主人公が野蛮な文明国家に連れ去らわれ、もっと野蛮な文明国家との遭遇を果たす話です。
村を襲われた際の地獄絵図は秀逸だった。
抵抗する者は殺し、女は強姦し、捕まえた大人は首に縄を括り手足を縛る。
特に、新鮮だと感じたのは、必要の無い子供に対して特に何する訳でも無く放置するところで、結局子供は連れ去らわれる大人達の後を付いていくのですが、途中大河を渡ることができずお別れとなるシーンにはグッときました。
主人公一行がマヤに近づいた時に、切り倒された大木に潰されそうになる場面があるのですが、とてつもない大木を切り倒すことができる文明国家だと画一発で見せる良い場面でした。
それと、主人公の村の女達が売られるシーンで、マヤの女性達が遠巻きに買われる女を、「安いね。」とか瓜を食べながら品評するとか、売れなかった婆さんがその場で解放されるとか、人身売買のエグい描写がとても良かったです。
↑の残虐非道で希望の欠片も無いシーンが物語の3/4を占めているため、(マヤ)アウェーでは必死に逃げるばかりだった主人公が、ホームに帰った途端無類の強さを発揮し敵を狩る姿に興奮度MAXでした。※冒頭のバクを狩るシーンとクライマックスが対になっている。
最後に、主人公の真っ直ぐな好人物ぶりや、(妊婦の)美人奥さん等配役も相当良かったです。
良い映画であることは間違いありません、死を感じることで生の充実を知るという意味でお勧めです。
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