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2019年07月08日11:20

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ヤマビルにやられた

最近急に3度もヤマビルと遭遇した。
草取りをしているとき左足のスネにピリピリとした軽い痛みのようなものを感じた。
枯れた杉の葉が入ったのかなと思った。
ズボンの裾を持ち上げてみるとヤマビルがくっついていた。
「サッ」と取り外し石の上において、持っていた剪定鋏の背で切りちぎった。
被害にあったスネには針でつついたような痕跡があった。
翌日になると猛烈に痒みがやってきた。
スネを見てみると痕跡はマチ針の頭ほどの大きさに成長していた。
痒いのは吸血の際にヒルジンと呼ばれる血液凝固因子の働きを阻害する成分を傷口に注入されたからなのだろう。
吸血する奴らの常套手段だからダニや蚊にやられたときと同じかもしれない。
いつも作業をする前に帽子と靴にサラテクトという虫忌避剤を散布しているが、
その時には効き目がなかったようだ。
次のケースは雨上がりで、たいした作業も予定していなかったので忌避剤は使わなかった。
雨が葉っぱに残っているので長靴を履くことにした。
気温も低いので首にタオルを巻くのをやめておいた。
タオルを巻くほうが暑く感じて汗が出ると思ったから。
そうしたら首にいた。
頭からの汗が首に流れた、もしくは雨の雫と思っていた。
手で何度か触れてみた。
汗のような液体なら指で感じるはずのない個体感があった。
「んん?」と思ってしつこく首の周りを指で探っていると、その指に小さなヤマビルが付いてきた。
ライターで焼き殺した。
早めに帰宅してシャワーを浴びようとした。
パンツを脱いだら「ポタ」っと床に落ちたのがヤマビルだった。
妻に透明のフタ付きの容器を用意してもらって、その中に保管しておいたら翌日乾いて死んでいた。
そちらは被害はない。
被害を知るにはひと晩置いたほうが分かりやすい。
首にも下半身にも痒みはなく赤く腫れている箇所はない。
油断も隙もあったもんじゃない。
常に感じていることであったが、まだまだ自分の甘さと山で生きているものたちの必死さや、その巧妙な手口を痛感した。
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