mixiユーザー(id:28578707)

2019年06月27日00:44

74 view

雨上がりの風景

松尾芭蕉の奥の細道に

『雨後の晴色

また頼もしきと

あまのとま屋に

膝を入れて

雨の晴るるを待つ』

という句があります。

梅雨時の雨上がりの晴れた空がまた楽しみだと思って、漁師の小屋に立ち寄って、雨の晴れるのを待つという意味です。


晴色とは雨がやんで晴れ上がった風景をいいます。


人生もそうだと思います。
悲しい雨がやんで、晴れ上がった風景が必ずやって来ます。
それを楽しみに待ちましょう。
中国の諺に
『井の中の蛙大海を知らず』があります。

日本人がこの先をつけました。

『されど空の青さを知る』です。

カエルに海の話をしても仕方がない、その代わり高い空や深い空の青さを知ることができるではないか。

今の環境でも見えるものはあるものだ。
雨後の晴色が。

雲外蒼天(うんがい そうてん)私の好きな言葉のひとつです。

『どんな困難や悲しい辛いことがあっても、それが通りすぎれば青空が待っている』
そんな意味の言葉です。
雲外蒼天

明日はきっといい日。

元気出しましょう!

       合掌



         
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する