松尾芭蕉の奥の細道に
『雨後の晴色
また頼もしきと
あまのとま屋に
膝を入れて
雨の晴るるを待つ』
という句があります。
梅雨時の雨上がりの晴れた空がまた楽しみだと思って、漁師の小屋に立ち寄って、雨の晴れるのを待つという意味です。
晴色とは雨がやんで晴れ上がった風景をいいます。
人生もそうだと思います。
悲しい雨がやんで、晴れ上がった風景が必ずやって来ます。
それを楽しみに待ちましょう。
中国の諺に
『井の中の蛙大海を知らず』があります。
日本人がこの先をつけました。
『されど空の青さを知る』です。
カエルに海の話をしても仕方がない、その代わり高い空や深い空の青さを知ることができるではないか。
今の環境でも見えるものはあるものだ。
雨後の晴色が。
雲外蒼天(うんがい そうてん)私の好きな言葉のひとつです。
『どんな困難や悲しい辛いことがあっても、それが通りすぎれば青空が待っている』
そんな意味の言葉です。
雲外蒼天
明日はきっといい日。
元気出しましょう!
合掌
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