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2019年06月26日02:00

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悪口と毒蛇

「ある人から悪口を言われたのですが、どうしたら良いですか」とよく相談されます。
いつもこう答えます。

お釈迦様だって説法を聞いてくれない人や、理解できない人は無視する。
7日も過ぎれば悪口はなくなるものだ。
悪口を毒蛇と思え。
飛んで来た毒蛇は掴まないでよけるだろう。
よけられた毒蛇は行き場所を失い元に戻るしかない。
投げた人に戻るのだとお釈迦様は述べています。

また、論語の孔子は「他人の悪口をいう者、下の者が上の者をそしる者、勇気はあるが礼のない者、勢いがあっても道理の分からない者は憎む」と言っています。

通勤中の道に、1メートルのへびアオダイショウがいました。
よけて通りました。
それで、お釈迦様と
毒蛇の事をまた思い出しました。

「般若心経」の中に「心無けい礙(しんむけいげ)」という言葉があります。
悲しいことがあれば、悲しみに心を奪われる。
心配ごとがあれば、心配ごとに心をとられる。
悪口されれば、くよくよといつまでも考えこんで夜も眠れなくなってしまう。
しかし、いつの間にか忘れてしまう。
解決したのではないが、忘れることができただけ。
これを「空」という。
心配ごとの最中に、心を10年後に置き、とらわれた心を解放してやることで心のわだかまりを無くす。
これを「心無けい礙」といいます。
皆様の心の導きになればよいのですが。

      合掌

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