mixiユーザー(id:16919049)

2019年06月23日14:11

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片手取り順手持ち一教 続き

相手が離れた所から手を捕りに来ます

 取り(左半身・左手を差し出します)
動き出しはいつも通りです 身体全体を観る、気配を感じる、いまの“い”で動き出している
胸突きと違って手・手首を捕りに来ているので、欲求を満たせば止まります
差し出した手は相手を誘うためのものです
また、相手の手は掴めば下がります
そうすると、胸突きのように“流す”動きにはならないと理解してもらえるはずです
なので“流す”というより、“手を払う”感じで動くことを意識してみてください
手は肩取りの動きに近いと考えて下さい
ただ肩取りと違って、差し出した手を下げれば相手も手を追ってくるので下方に崩れます
そうすると、右手は肘を支点に動かせばよいだけになります
演武でもない限り、大げさに下がることも、崩すことも必要ありません
相手を上下に崩す 動きをイメージしてもらえれば前回の説明が繋がるはずです
上下 を意識すれば、一教の際も相手の手を押したり引いたりする必要がないはずです
あとは前回の分で足りると思います

 肩取り一教(左半身)
相手は肩を掴みに来ます
掴み損ねた時、目標の位置よりほんの少し下がります(試してみてください)
その動きに合わせて手を下ろす
手の動きは肩についている埃を払い落とすような感じです
手・指の力を抜いていれば自然と指先から曲がってくるはずなので、
下死点に来れば自然と相手に手周辺に絡みます
 下ろして手は帯の結び目ぐらいでしょうか、体から離れすぎないように
相手の手を掴みに行けば、肩が上がり、腋が開き、身体を捻り、目線が手を追います
上手くいかないときは確認してみては如何でしょうか?
後、上記と違うのは左足を下げたあと、右足を引きつける必要があります
上記と違って、相手の腕は水平に伸びてから下方へ崩すので、
足を引きつける事によって、相手を確実に崩します
 手で引っ張って崩すのではなくて、体重移動によるものです
楷書なら腕を大きく振上げるように指導しますが、
ここでは上記と同じ、肘を支点に前腕を立ててから手を下ろします

 胸取り一教
左襟を握り込んでもらいます
右手を相手の拳の上からのせます
 相手の拳を自分の身体にくっつける感じです(固定ではありません)
左親指と人差し指挟みこむように下から添えます
 両手で包み込むような感じになります
足を入れ替えます
 これで動く為の十分な隙間が出来ます
丹田を通る垂線を軸に回転する
 手首を返そうとすれば、軸が斜めを向いた状態の回転となり、止められます
45度程回ったらお辞儀をしてください
 上記が一番わかりやすい動きだと思います

 蛇足
受けに握手する感じで右手を差し出してもらいます
その手をゆっくりと、右へ回していってください
相手は手首、肘、肩と順番に回転していって後へ向く事になります
手を固定しようとしなければ、勝手に上がってくるはずです
相手の腕がクランクのように動きます
つまり、手を回してあげれば自然と上がってくるので
順手持ちの一教の際に無理矢理手を引き上げるような動きは不要です
回してあげてください




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