・はじめに
餃子の店を探し歩く。見つけた店に入ったら満席であえなく退散するはめになる。
狸小路を抜けて、ノベルサ、という札幌市民ならば誰でも知っていそうなビルへ。
ここの店の姉妹店は過去に入ったが、確実性を期した。
既に3軒目なので、下調べしていない店に入って、餃子がないと気力が尽きそうだからだ。
・対象
営業時間：16:00〜23:00
定休日：不定休(ノルベサに準ずる)
駐車場：なし
席：テーブル席6席、ソファー席6席
席にある調味料：酢、醤油、辣油
従業員：男性3名
焼餃子8個480円(税抜価格)
ここでは、飲み物を頼まずに済むが、お通しは出される(480円、税抜)
・結果
大きさ：中程度
皮の厚さ：やや薄め
ひだの数：3個
焼き加減：やや濃いめのきつね色の焼き目が片面についている
餡の内容：野菜がやや多め
・考察
ともすれば、餃子は「親父の食べ物」という印象が、かつては強かった。
清潔とは言えない中華料理店で出される、大蒜臭い食べ物、というところである。
しかし、平成以降、金を稼ぐためには女性を篭絡するほうが良い、とばれてきた。
だから、女性でもとっつきの良い餃子を作り、女性でも入りやすい店を構える。
そんな商法が発達してきているのだ。
この店はまさに、女性も手軽に楽しめる餃子、と目指しているとみて間違いない。
餃子も韮と大蒜のありなしを選べるようになっており、
内装も汚らしさからは程遠い。天井からは小型のシャンデリアもさがっている。
ということで、餃子は肉の量がやや控えめで、皮も薄めになっているのは、
女性の胃袋の容量を、そして肥満への恐れを考慮してのことだろう。
簡単に平らげることができるのだが、それは、食べ応えに欠けることにも通じる。
店の方針がはっきりと伝わってくることは、却って好ましい。
・まとめ
評価は3である。食べ易い餃子、という感じだ。
餃子好きが、女性を餃子にいざなうならば、この辺りから始めるのが良いのだろう。
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