2019年4月23日(ネット鑑賞)
昭和(平成)の超大作とはこのこと。
ダイジェスト感半端ない継ぎ接ぎ映画であることは間違いないですが、大仰な演出と雄大な大自然、そして何より人民解放軍を動員したような大規模エキストラ、等の見どころの多い映画でもあります。
物語は、上杉謙信(長尾景虎)側から見た川中島(信濃)を巡る戦争を描いた作品です。
これ劇場の大画面で観たらすごいだろうなと思うようなすごい演出が多かったです。
※まさに超大作だと感心しました。
特に、丘の向こうより霧の中から徐々に見えてくる上杉軍の様子を足音と共に望遠で映した場面や、画面いっぱいに展開する武田軍を真一文字に切り裂くように突破する謙信率いる上杉軍騎馬軍団の様子等は、本当にCGの無い時代によくこれだけの人員を動員して撮影したもんだと感心しました。
私が観たのは劇場公開版(118分)ですが、特別編もあるようでそっちも観たいと感じました。
手放しに傑作と褒められる作品ではありませんが、一見の価値ありと認めます。
お勧めです。
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