2019年3月9日(地上波鑑賞)
正直期待外れ、いや期待していなかったです。
物語は、世界的な大富豪による人類を間引くための殺人ウイルス散布計画を阻止するためにラングドン教授が身体をはってイタリアの名所を走り回る姿を描きます。
このシリーズ全体に、そんな紛らわしい謎解きしなくても…という感じはするのですが、前作・前前作以上に雑で何が何だか分からないトンでも感の漂う映画です。
結論から逆算すると、自殺した大富豪は自分の彼女に殺人ウイルスの保管場所(散布場所)を教えていなかったことが原因で、困った彼女はラングトン教授を利用して謎解きをするという話ですが、首謀者である大富豪が物語冒頭で死ぬためこの杜撰な殺人ウイルス散布計画に対する情報がほとんど分からないまま、ウイルス散布を阻止したところで物語が終わってしまいます。
なので、どんだけ強力な殺人ウイルスだったのかとか分からず仕舞いなところがこの映画最大の失敗だと感じました。
そもそも、仮に人類がほとんど死滅するレベルのヤバいウイルスが完成したとして、西洋と東洋が交わる街コンスタンティノーブルで撒かなくても、NYなりLAなりアメリカの大都市、または大空港でばら撒けば役割は十分果たせると思います。
そして、自分が大富豪ならその立場を利用して世界規模のイベントを企画開催する等、もっと安全かつ確実に世界にウイルスをばら撒く方法があると思いました。
それとこれは蛇足ですが、目的が人類の間引きならネットで動画を流すような宣伝活動はせずに、粛々と行動に移すべきでした。
その辺りの自己顕示欲の強さと人類再生への義務感のバランスが分からなかったです。
正直、一本の作品として駄作で、よほど暇な人以外にお勧めできません。
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