2018年9月1日(ネット鑑賞)
突き抜けて凄惨、戦争映画の厳しい場面を全部載せしたような作品でした。
物語は、朝鮮戦争を舞台に架空の高地(エロック高地=Koreaの逆さ読み)における韓国軍と北朝鮮軍の攻防を描いています。
スナイパー戦は燃えました。
映画フルメタルジャケットと同じ女スナイパーが相手というのも良いです。
若いモルヒネ中毒の大尉の秘密も戦争映画あるあるで良かったです。
戦闘が無い余暇の時に、実は交流があった敵同士が戦場で巡り合うという場面も良かったです。
小道具的なモノで、アメリカ軍のレーション(チョコ)を映像で見れたのはとても良かったです。
小道具でいうと、高地を巡る戦闘の合間に酒と手紙を交換することで、密かに敵と交流していたという話が物語中盤の重要な要素となります。
停戦間際の本当の数時間、一度停戦の情報が流れてからもう一度高地への突撃を命じられた絶望的状況と、そこでワニ中隊の所以であるワニの生態(共食いし最後の一匹が池の主になる)を語り、俺たちはワニだ!と突撃する流れは本当に揚がりました。
唯一残念なのは、本当はこの映画における柱は二つあり、そのうちの一つが要らないと感じたことです。
一つは高地を巡る悲惨な戦闘の行方で、こっちは規模、迫力、内容全てにおいて100点満点でした。
もう一つは、韓国軍内部に北朝鮮に内通している者がいるという話で、こっちは部隊丸ごと関わっていることが結構序盤で判明し、そのまま解決できなかったので、これは要らなかったのではないかと感じました。
133分の長尺に対してバランスが悪いですが、突き抜けた戦闘シーンに脱帽すること間違いなしのお勧めです。
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