わたしが子供の頃は「親に叩かれたことがない」と言えば、よっぽど甘やかされていたか、又はええとこのお嬢様や坊っちゃんくらいというのが共通認識…だと思っていた。
ある時職場の人に聞いてみると、みな異口同音に「ええー!叩かれたことなんかないよ!」と言われてビックリ。それも若い人ばかりではなく、うちの親世代(団塊前後)の人までがそう言うではないか。「うそでしょー!?」と言うわたしに「○○さんは叩かれてたの?」「○○さんは悪い子だったの?」とまるで元ヤンキーでもやっていたように言われた。
いやいや、昔はそうだったよー!叩く言うても怪我する程ボコボコにされる訳ではないよ?それをいちいち暴力だの虐待だの思わなかったよー!
いつの間にかパラレルワールドにでも飛ばされたような気がした。わたしの昭和とみんなの昭和は別の次元にあるらしい。
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