よく見かける形から
受け 離れたところ、正面から左手を捕り背後にまわりこんで右手を捕る
左手を捕った時、左手を下げ取りを少し下方に崩してから右手を捕る様に
上記を基準に話を進めます
取り 左半身、左手を差出す
相手が手を捕りに来たら、左手を下げながら左足を下げる
右足を軸に体を開くか、回る感じ
左腕が遠心力で少し開く感じに見えます
相手が左手を持ったら、右手を持ちやすいように差し出してあげる
この時、後取り運動のように両腕が八の字のように開いてる
左手を上げ、下げた左足を出し左手を下ろす
人には パーソナルスペース というものがあるらしいのですが
個人差はあるようですが、離隔距離が50cm〜150cm程度になると不快に感じるそうです
稽古とはいえ、相手に接近されると本能的に圧迫感を感じるものです
結果、あせって相手を投げようとしたり、力んだりしてしまいがちです
ここで考え方を変えてみます
男同士なら気色の悪い印象になるかもしれませんが、相手と一つになる と考えます
彼我の違いが無くなれば自分が動けば相手がついてくる ぐらいの気楽な感じで
それか相手を取り込む感覚を持つ みたいな心持ちでいるとか
以上を踏まえて
相手はほっとけば左手→右手と捕りに来てくれます
差し出した左手を下げた時に相手が持てるようにします
個人的には膝を少し曲げて安定を得ます
相手の力の方向を合わすという意味合いも持つかも
右手は下げたまま、自然体の状態の位置においておきます
相手は手を捕りに来る時点で前傾してます
左手を持った時点で体勢を元に戻そうとします(身体的安定を求めます)
左手を引っ張り上げようと思わなければ、勝手に押し上げてくれます
個人的には膝を伸ばすことによって補助動力的に使います
手の上げ方は楷書と同じ感覚です
ぶつかったら、ぶつからないところに行くだけです
ぶつかって止まってしまったら終わりではないし、壁をぶち破ろうとするのではなくて
壁を避けて通れば良いだけだと思っていれば上手くいきます
手が上がったら、身体全体を動かすように左足を出し、左手を下ろす
足はあんまり動かす必要はないと思います
色々な技において、下がってかわし相手と距離をとる よりも
相手に近づいて距離を詰めて密着することによって一つになる 方が技としては楽?
この発想の技の受身は怖かった
技を予想して掛かっていったもんだから、足を踏ん張るは腰が伸びるは頭を擦った
痛かった
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