夢見る空の下

この宇宙で

この世界で

この地球の空で

何を見るか

つかみ取るのか

もしくは見つめるのか


昔星が墜ちていった空

冬の夜空寒くても見上げるよ

美しい星

美しい雲

風に流されていて

時が回る

その動きは

風と時を作り出していた


いづれ風が空から落ちて

海を割って持ち上げるだろう

わたしたちは準備をしなければならない


この地上に生きているんだからな


悲しくたって

切なくたって

悲しくも切なくもない

心を

奮い立たせて

次元を超えてゆこう


明日だって

昨日だって

橋の欄干の板

今日だって

何も変わらないなら

今この瞬間の判断を

大事にしよう


感情はいつだって

どこにでもあるもの

しかしそれは一時風が吹くと

吹いて消え去る宿命


後悔だって

したくないけど

まだ前に進めるなら

後悔してでも這いずりたい

もし昨日に戻れるようなことがあったら


僕は天にお願いしたいことがある


或いは全てが不公平で

或いは全ては不純で偽者だったかもしれない

或いは全てが不完全で

或いは全ては傲慢で小さい世界に囚われていたかも



それでもさ人は救われるべきなんだよ

僕は同じ道を歩いていてそう願った

すれ違う人もそうでない人も

しかし一度は救われるべきなんだ


わたしだけが特別ではないことは既に知っている

わたしが


そんなにたやすい善人ではないことも

やりたいようにやっているように見えて

それなりに地上に杭を打ち付けている

杭から杭へ

わたしだけのものじゃなくて

もっと立派なものが打ち付けた杭を頼って

アイスクライマーのように氷山の壁を越えて

暗い恐ろしい壁を乗り越えって


太陽にあいさつしよっぜ

今日の

一日を


太陽と感謝しようぜ

この暗黒で不思議な大地を



夢見る

仙人がいて

別の世界を空想した

そうして

みいだして

やはりおなじ地球に囚われている

太陽は特別かな

でも太陽も銀河には

考えるだけ無駄なこと


しかし無駄なことくらいしか

興味のあることはない

夢を見る兄弟よ

あなたは明日空の下


もっしも

青空と

落ちる風と闇よと星を


現実の青い空

わたしは

ありがとうありがとうありがとう

そしてよろしく