其れでも一緒にいたいとおもうのは間違いだろうかそれとも気の迷いしかし時空と世界とを超えてでも僕らは不可思議につなぎあう無理数というものは人の魂にこそあてはまるそう思わんかなあ人類よ歴史も科学も聞けばいいわたしは言葉によって数字のように空を駈
僕には望むものがあるそれは大きなものだがしかしそれは大したことはないわたしはあの日見てしまったその小動物は必死に生きていたのだわたしはわたしをこそは数えないそれはだれであっても当然だろう人間は命の数は数えれぬのは永遠にしかし夢に見ることはあ
思うに僕は生きているのかもしれない(鏡に映る景色は少し遅れてくるというしかしそれがわたしはわからない)わたしの日常というものが世界の日常というものに喰われてゆくそれはとてもよくわかるのだがわたしは鏡を見てわたしを見ているわたしとは少し遅れて
夕方に小さな鳥たちがあつまっていた鳥たちは気を選ぶ電線を選ぶ家を選ぶ僕はずっと眺めていたその光景はしかし(脳の上には行けるかしかし脳の上にたどり着けねばたましいにはたどりつけないぜ)小鳥はやがて打たれて地上へと落ちたがこうしてやっと人類の歴
なんのはなしをしようというのでないきのうはきのうであすはあすだというだけのことのはなしそのあいだには今日がいてあの子は泣いているだろう雲が積もり積もって暗雲が南風だろうか山にも空にもあたって大きな雨が降るらしい雷もおちるとのよほうがでている
家に帰ったるを宇宙のん中心に人々はみな家に帰る草の上の寝心地のよさ橋の下で星を見るなんて美しいのだろう見上げるという感覚は星が落ちて笑みが生まれた大地に流星群がおりたってじんるいは悲しみをふりはらうはずだ母なる優しさに包まれて勇猛なるものに
君の詩はほんとうに美しかった君の感覚はやはり美しかったどこまでも近づきたいと思ったしかし天がそれを許さない僕は寒い夜に空を眺める星が綺麗だからだ彼らはなぜあんなにも輝けるのだろう僕は恋に破れ女神様の声を聴くわたしは夢を見つめ現実を忘れそうに
僕は歩いている内に足に痛みを負ってしまったいづれ力尽きて倒れるのであっても胸の奥底には白い布のカーテンを張っておきたいそうしたらきっと僕は力尽きるときには白い絹のようなカーテンと白い絨毯の上で眠れることだろうねえ聞いてよ君は君が見たものを世
かつての地上には風が流れたかつての宇宙に振動が生まれた空の太陽や月も眠り声は闇から聞えてくるかつての遺産は心に隠された夢でも会えたならば良いのにねもう少し掴めそうなところで世界はスルリト腕を抜けていく君は遠い過去に出会った君は生きているのだ