果実

とても美しい人になる

とても激しい感情を持つ

自分を恥じないで生きることが

できる

まるで夢絵空だ

僕らは夢絵空を飛ぼう



（例えそれが嘘だとしても

世界はもしくはそこにはびこった白い空気は

粒子は、闇と共に実現してくれるよ）





僕らは自意識に殺されてはならない

繊細な子らは月やオリオンの星を見てよ

絶対に何か語りかけてくるから

あんなにも美しいものはない

きっと君よりも美しいだろうね

ずっと見守ってくれたのだろうか



僕は

明日からは機械になろうと思う

しかしそれは地上の技術的にもムリで

自然の側からも否定された


（アンッドロイド！


アンッドロイド！）

わたしは

せめて世間に貢献したいんだと思ったのですが

君もそう、まだやれることあるじゃないと

言われた気がしたのなら

新しい果実を食べてみたいと思う


苦しみや悲しみやましてや

時の流れというものは溜まってしまって

過去に晴れない


もしもあした会えたらいいね

明日笑顔で会えたらいいね



僕はどうにも太陽というものも

旨そうな果実のように思えるのです

時間の流れとはあまりにも残酷だ


しかし温かい熱を放っているのも太陽だ

君はどうにも大変そうだが

わたしにはわからないことはわたしにはわからない

君は果実のように思っているよ


君はオレンジで

銀河の中央には


とても重力のあるブルーベリーがある


僕は夢では見たいとは思うけど


今はこの現実にいるんだ

毎日が地球の上にあって

日常が特別な時間

すべてを超越しちゃった空間は

むしろそれを敬うという


地球にすんでいる一日

今日という素晴らしい日

土のにおいと風と

草花と感覚のある日常


わたしは来世には解脱したい気がした

あまりにもあまりにも美しすぎて

手のつけようもないからだ

醜いのはほとんど人間ばかりで

反比例の数式が描く図の表現を思ってしまった



ですがやはりそれが

つまりきみやぼくが

すうしきのふしぎが

たましいともおなじ


わたしはむしろ地球を軽視しすぎたのだろう人を



これからは愛をもって生きたい

あなたを理解して受け容れる度量はないが


わたしはこれからも地球で努力をすることにした

いつか笑って話せたらいいね

夢は最高だぜって

そしてそれ以外のものもやはり最高なんだ

柱を中心にして世界は回る

それはどんな不具合もまた


世界は平等なんだ

地球で生まれた以上は

そのことに悩むことはない



母なるものへ、発情を込めて

（美しき女体の女神）