ああ、疲れたな
って思った日
汗だくになって働いた日も
冷や汗をかいたこともある
そんな日常の一コマが
どこにだってある
誰にでもあるのだから
地球ってまるで映画を撮影している
連続式のテープみたい
ディスクでも同じだけど
メモリでも同じだけど
やっぱりみんな壊れるもんね
連続式のテープは
大きな磁気を帯びないと
新世界へはいけないらしい
誰でも同じだろうけど
メモリでもディスクでもテープでも
どこに行きつくのだろうか
どこへ渡りつくのだろうか
我々は淡水生のカニのように
深いメカニズムのDNAの道路を歩いている
ならば我々はそのDNAの道を歩けるだろうか
それはわからないそれはわからない
競争社会という名の掃きだめだもの今は
そのなかのなんという名でもいい光を求めている
そんな状態なのだもの
海水性のカニのような
深いメカニズムを
僕はしらない
しかし共に知っている人があるそれは光だ
そうして土に潜るものも
深海にすむものも光しらない人さえも知るものがある
それは光だ
それは深い深潭を帯びた怪しい光なのだ
一日の中にドラマがある
一にの中に神話がある
月が見降ろした先にだけの地球だが
そこにはかけがえのない日常がある
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