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2019年01月06日22:27

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京都の旅(2日目)

2019年1月1日(火)
ホテルの窓から初日の出を拝む。今年は忙しくなりすぎませんように・・・。
朝食後は亥年にちなんでイノシシ神社(笑)へ。京都御所の西側にある護王神社は奈良時代の貴族、和気清麻呂を主祭神としている。イノシシが清麻呂を刺客から守ったという伝説があるとのことで、神社の入り口では狛犬ならぬ狛イノシシが参拝客を出迎える。いつもはひっそりしているのだろうけれど、さすがに亥年の元旦、小さな境内が初詣客でごった返していた。

その後、電車を乗り継いで、奈良・斑鳩の法隆寺へ。中学校の修学旅行以来、30年(!)ぶりの訪問だ。もちろん当時の記憶はほどんと残っていない。
南大門をくぐると、突き当りに中門があり、扉の左右に置かれた巨大な仁王像が目を引いた。その奥には日本最古の五重塔。仁王像の色の褪せ方や五重塔の木の組み方から伝わってくるのは、圧倒的な古さだ。歴史の教科書でお馴染みの「金銅釈迦三尊像」「百済観音像」「玉虫厨子」をはじめ、宝蔵院には7世紀(飛鳥時代・白鳳時代)の仏像や工芸品がずらりと並ぶ。新しくてきれいな仏像だと思ったら8世紀(奈良時代)のものだったりする。京都に平安時代のものがあまり残っていないことを考えると、奈良の寺社とその宝物が1300年以上もの長い年月に耐えていることに驚かされる。これらを大切に守り続けている人々の苦労と努力はいかばかりか。
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