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2018年12月28日18:40

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痛みを追うだけでは

慢性炎症を取り除く施療を行っているが、「痛み」に注視して
「痛む」箇所に、疾患の原因があると思ってはいけない。
「痛み」には原因があり、その原因には細菌感染等の炎症もあれば
交通事故等による身体組織の破壊がある。
また、長年自らの身体を手入れすることのない放置によって
身体組織による硬直から引き起こされる神経圧迫や組織硬直による骨格変位をもたらし
頭蓋・頸椎・胸椎・腰椎・仙骨変位、はたまたそれらの変位から大腿骨の変位・変形を招き
疾患名で「変形性膝関節症」と診断を下される方もおられる。

「変形性膝関節症」は、自らのケアを怠った結果が主な原因になる。
冷たい言い方になるが、自ら招いた結果でしかなく、膝人工関節置換手術を行っても
痛みが残ったり、普段の生活に不便を感じる障害擬きが残ったりもする。

少年少女のスポーツも広く分布して、長年、野球が主なスポーツであったが
サッカー、バスケット等に自己表現を見いだしてきている。
野球に見る損傷を例にすれば、ポジションによって主に痛める箇所は異なるが
ヒーロー視されるピッチャーに損傷する箇所が顕著に現れる。

ボールを投げることによる野球肘、野球肩を引き起こす原因は、単に体力的に無理があったとか
投げ過ぎによる肘や肩の過負荷だけの問題ではないし、精神面の根性論で片付けようとするのは
監督・コーチ・子供たちを取り囲む大人達のスポーツに対する認識が不足している。
「痛み」を周囲の大人に訴えれば、整形外科に駆け込み疾患部の画像撮影を行い
疾患部の状態確認から始まるが、子供達が「痛み」を訴えた時は、既に身体全体の組織硬直から身体全体に歪みが生じている。

「健全な身体に健全な魂が宿る」は、大人達の手前勝手な解釈になる。
身体能力の向上は、本人の努力に比して備わるものであるように
「痛み」を訴えた時には、回復までは休息や栄養分摂取を含めて身体全体の整えに
時間を要することになる。

NHKのチコちゃんではないが、「ボーッと生きてんじゃないよ!」と言いたくなる。
命が助かる緊急時医療に世間の目は集中しているが、救命後の慢性期医療のあり方に
注力して早期回復に取り組み、医療費削減が行われるべき時が来ている。
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