師走

年末は「忙しい」とか「気ぜわしい」とか言う。
仕事の合間に年末の準備をしている人は忙しいのだろう。お客を受け入れる人は忙しいのだろう。

「忙しい」というのは、期限に向かって大急ぎの状態、と思っている。量が多くても、順調に仕事があるだけの状態は「忙しい」とは呼ばない。

うちは帰省する側だし、大掃除もできるところまでやればいいや〜というスタンスだから、何を忙しがればいいのかと思ってしまう。子どもがずっと家にいるのが邪魔くさいぐらいだ。

今日は子どもと新聞紙で窓拭きをやってみた。あまりにもボーッとしているので、暇つぶしみたいなものである。ほっとくと宿題もせず、ゲームしたり詰将棋の本を読んだりマンガを描いたりしている。それはそれでいいんだが、やることはやろうね。。

たまには外でも運動しろと言うと、外のガレージで5分くらい縄跳びをして入ってきた。親がインドア派だからしかたない。子どもだけ運動好きになれ、なんて無理。

今日は、帰省の準備も始めてみた。子どもの着替えが足りないので、明日買いに行く。子どもも強制的に連れて行く。…外に出る用事ができて良かったよ。

子どもに対して、歳の離れた弟のような感覚になっていることがある。「はたらく細胞」をみて一緒にキャッキャ言っている場合ではない。そういえば子どもだった、ちゃんと育てねば、教え導かねばいけないんだった、と我に返る。

でも、お母さんはどっちかというと、食べさせて甘えさせる存在になってしまっていて、「教え導く」のには向いていない気がする。それはむしろ、父ちゃんの役目なんだろうなと思う。母ちゃんが構っていると、成長なんてしない気がする。
ということで、がんばれ父ちゃん。

実際、うちの子（10歳）はいまだに母親にベタベタしてくる。ひざに乗ってきたり、歩く時に手を繋いできたり。わたしは子どもといえども、あまりくっつかれるのは好きではないので、離れろ〜と押しのけてばかりいる。

今日から少し寒くなってきた。カイロ買っといたほうが良いかな〜と、この冬初めて思った。年末年始、すごく寒くなりそうです。