あなたとは？、わたし　

あなたたちが何度悲しんだことだろうか

あなたたちが何度世界を

疑ったろうか

わたしは昨日悲しみを見た

苛立ちを覚えたのだろうか


もしも渡り鳥などが

湖面や川などを離れる時に

怒りの炎を燃やすだろうか


わたしは胸に知らないものを感じました

しかしそれをわからないままだった


あなたはいずれ気付くのだろう

あなたはいずれ

心豊かな境地まで登れるのではないだろうか




わたし、（つまりあなた）

が信じれば新しい世界が来て

この世界の幻想というものを

全て払ってくれるのかも知れない

わたし、（つまりあなた）

はこの世界が伝説に言うとおりに

世界の終わりというわけでもなく

ただの不幸のように感じていた

だがあの人は言っていた



それを知らなかったんだ

まだ気づいていなかった




全ては浄化している

君の心の中にあるものを使えば

宇宙とも同化できることを


あなたが信じることを

わたしも信じられればいい



わたしたちはぐるりと一変し

何もわからなくなることだろう


しかしそういうことなのかもしれない

そういう魔法が

地球にはちりばめられているのかも


あなたとは？、「わたし」

「わたし」とは「あなた」だった

と仮定すると

もう一度読み返してみて

わたしはもうすでにわたしではなくなる


あなたはこんなにも


こんなふうに考えていたのね

日常的にも



そして、彼は言いました

互いに愛し合いなさいと

そうして救いの為に来たわけではないと