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2018年11月22日14:45

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夢うつつ

目が覚めると、自分の立ち位置が分からなくなっていることがある。

しばらく布団の中で考える。そういえば、両親は一緒に住んでいないんだな。あれは父親じゃなくて旦那だったな。この子は自分の息子だな。ああ、わたしがお母さんだったな。

夢を見ている時は、両親が若い姿でいて、自分が子どもでも、そういうものだと思っている。
サバンナで一夫多妻の村にいたり、同級生が大スターになってテレビに出ていたり、女と結婚していたり、いろいろおかしな状況でも、そういえばそうだったなあと思っている。

目が覚めたとき少し混乱するが、夢で良かった、とホッとする。有名になった同級生に声を掛けてもらって、有頂天になっている時に夢から覚めると、一瞬ガッカリする。でも現実だったとしても切ない状況なので、やっぱり夢で良かったよ、と思う。

今はここが普通に現実だと思って疑わないが、次の瞬間、目が覚めて実は夢でした〜、となっても、「だよな、わたしが結婚できるはずないもんな〜」と納得してしまうような気がする。

そして、どこからかよその男女が現れて、うちの子の手をとって「さあ、帰ろう」と言っても、そうか、よその子を預かっていただけなのに、うっかり勘違いしていた、と思うのだろう。

多分それは夢だから、そこは頑張ってもう一回目を覚ますことにする。
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