昨年の今頃紅葉を求めて、原付で紅葉の袋田の滝を目指しました。

　昨年の今頃紅葉を求めて、原付で紅葉の袋田の滝を目指しました。
途中立ち寄った龍神吊り橋の紅葉はダイナミックな景色で壮観でした。ここにも日帰り湯はありますが、午後遅く着いたので、急ぎ滝を目指すことにしました。
　しかし残念だったのは、龍神吊り橋に向かう途中にあった、そばの名店「慈久庵」を知らずにスルーしてしまったこと。建物が変わっていたので、何屋さんだろうとしげしげ見たのですが、それがそばの名店だったとあとで知り、なぜ立ちよらなかったのだろうかと、とても後悔しました。
　東京・阿佐ヶ谷に店を構えていて2002年に奥久慈に移転した「慈久庵」は、数多くの食通をうならせてきた蕎麦の名店で、全国からお客さんがやってくるそうです。主人は調理から接客まで全てを1人で切り盛りさらに、焼き畑農法による蕎麦の栽培を自ら手掛けていて石臼で製粉し熟練の技で生み出す極上の江戸前蕎麦がいただけるのです。
☆「慈久庵」食べログ
https://tabelog.com/ibaraki/A0805/A080502/8000227/

　ちなみにそば屋は、袋田の滝の近くにある「そば処ますこ庵」でいただきました。
ここは、茨城産の常陸秋そばを石臼で自家製粉し、新鮮な天然水（秀明水）を使って蕎麦打ちを行っているところ。ミネラル分が豊富な地元の天然水がそば粉に働き、コシが強く風味豊かな蕎麦に仕上がっていました。
　旅の目的の一つだった常陸そばの新そばが狙い通り味わえて、これはこれで良かったです。料金はお高めですが(^^ゞ
☆そば処ますこ庵
http://www.ne.jp/asahi/sobadokoro/masukoan/

　さて、夕方入場時間ギリギリに袋田の滝に到着。既に空は暗くなりかけていたものの、ダイナミックな二段構えの滝に満足しました。
　
　さて、滝を見終えたあと、月居温泉「滝見の湯白木荘」へひと風呂浴びに立ち寄りました。ここのお風呂は管理・運営のすべてを、地元の人たちが行っている共同浴場的温泉なので、入浴料が450円と格安。浴場も洗い場も狭いですが、落ち着く雰囲気が良いです。 露天風呂は野趣に富んでいてなかなか本格的。(写真参考)透明なアルカリ単純泉なので温泉感はあまり感じられませんでしたが、入浴した人の感想では、ツルツルとしたお湯で、手のしわが伸びたと喜んでいました。其の昔霊のお告げで発見されたという霊湯だけに効果は抜群のようです。なかなかいい温泉でした。
　隣接する食堂では、地元の材料を使用した手打ちそばを食べることができます。当日は売りきれでしたが、ますこ庵など近隣のそば店がみんな高いので、安く食事がしたいのならここがお勧めです。
☆月居温泉滝見の湯白木荘
https://www.jalan.net/kankou/spt_08364cd2112018929/

　滝見の湯だけでは少々物足りなかったので、帰りに前から行きたかった三太の湯に立ち寄りました。袋田の滝から三太の湯に向かうとき、気をつけなければいけないのは、カーナビに示される322号線というのは、一車線の大変な山道であるということ。大人しく国道118号線を南側から回り込む方が賢明です。まっくらなか何度もごわごわとされられる大変な経験をしてしまいました。
　三太の湯の感想としては、土日・祝祭日は１000円もとるのに、施設としては内湯と露天とサウナしかないという単純なつくり。浴場の広大さは開放感があっていいのですが、風呂の種類の少なさにいささか 退屈しました(^^ゞそれと泉質もほとんど温泉らしさを感じさせないアルカリ性単純温泉だったのです。まぁそれでも夜間　(午後4時以降の入館)は５００円という安さなので良しとします。

☆やがたすこやかランド 三太の湯 (写真参照)
http://www.santanoyu.server-shared.com/
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　そのあと常陸大宮で裏道を選択したばかりに道に迷い、3時間かけて元いた場所に戻ってしまいました。

　なお 常陸太田市にある「西山御殿跡（西山荘）」の庭園も紅葉がきれいでした。が国指定の「史跡及び名勝」に指定されました。西山御殿跡（西山荘）は，いわゆる水戸黄門，水戸藩2代藩主徳川光圀が隠居後に住んでいた邸宅で，『大日本史』の編纂を始めた場所です。

☆国指定史跡・名勝　西山御殿 (写真参照)
https://www.tokugawa.gr.jp/seizanso/