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2018年11月09日19:36

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「民衆」

詩誌「民衆」は小田原に生まれ育った詩人福田正夫や井上康文らによって大正7年(1018)に1月に創刊された。「われらは郷土から生まれる。われらは大地から生まれる。われらは民衆の一人である。」「われらは自由に創造し。自由に評論し、真に戦ふものだ。」アメリカン・デモクラシーを代表する詩人ウォルト・ホイットマンやホーレス・トロ―ベルの影響下に、労働者や農民に寄り添った詩を作ることによって民衆に芸術を近ずけることを目指した彼らは「民衆詩派」と呼ばれた。
途中3年ほどで終刊を迎えたが、口語自由詩の普及など以後の近代詩に足跡を残した。

当局の検閲を考えページを切った本があったが、発刊禁止になった。

北原白秋の展示も見た。「赤い鳥」に芥川龍之介の「蜘蛛の糸」が投稿されていたと言うので、聞いてみた。童謡集に・・・当時の文学者のつきあいだったようだ。芥川はそれから脚光をあびたそうだ。

フォトに文学館の写真を載せました。

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