2018年9月25日(BS鑑賞)
荒唐無稽という言葉は、この映画のためにある。
どんでん返しという言葉の意味を知るための一作。
物語は、薬屋を廃業し団地に引っ越してきた老夫婦に、薬を買いに来た男を巡る話です。
103分と尺が短く、舞台は団地と裏山だけというB級映画の王道を行く、60点満点を目指した作品で、最初から最後まで目を離すことができない面白い映画だった。
どんでん返しの部分をネタバレすると、面白さが減るためあえてここでは触れないが、ウィキで結末までばっちり書いてあるため、この映画を観る際は最新の注意が必要です。
ゴミ出しでゴミの中身を確認するおばちゃんとか、向かいの棟に住んでいる子供を虐待する夫婦、団地の自治会長を決める選挙など、団地という設定を活かした上手い脚本だと思いました。
傑作という訳では無いですが、103分きっちり楽しませてくれる良い映画でした。
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