双子たちは具合が悪かったり疲れたりで、週2回2時間づつほどの集いにも来れれないこともある。
その間彼らの母親である長女は、定期的に関連者にあって、査定/評価してもらわねばならない。なんたる侮辱。
母親の権利を奪われただけでなく、その上にこれだ。
泣きっ面に蜂、だけどよく耐えている。
なのだが嘆いてばかりいてもも仕方ない。
最近YouTubeではプレバトに凝っている。
芸能人たちが俳句を競う番組。
司会はダウンタウンの浜田雅功。
俳句の他にも生け花、料理の盛り付け、消しゴム版画や水彩画などもあって面白い。
この番組を見ていて気がついたことがある。
水彩画や消しゴム版画で私が良いなと思うものと先生が選ぶものは全く違うこと。
どちらが正解かということよりも、多分好みというか、見る目が違うのだろう。
水彩はこの先生はとてもお上手なのだが、なんの味もないと私には見えた。
それに引き換えチャレンジしている芸能人の皆さんの絵にはパワーと個性があってなかなかのものなんだが、先生の評価の良い絵ほど上手ではあっても魅力がない。
消しゴム版画も同様に、先生がお手本を作ってくれるがこれまた上手ではあっても魅力がない。まとまりすぎ。
この消しゴム版画で秀逸な才能を見せている芸能人がいる。
彼の作品は高得点を得ているし、私もすごいと思う。
この魅力のある作品を夢中で掘るのは千原ジュニア。
その他にも書道、絵手紙それに料理などもあるが、何と言っても私がハマったのは17音で作る俳句。
夏井いつき先生の批評がわかりやすくしかも単刀直入で面白い。
発想が大事なのと語順も大事。
季語を入れることや17音で映像を浮かべ距離や時間を感じさせることなど、こりゃハマりますわな。
今日見ていたのは今年2018年1月のもの。
歌題は氷柱。
見事に読んだのが梅沢富美男と千原ジュニア
じっちゃんの 咳(しわぶき)ひとつ 澄んだ空(梅沢)
評:日常の一部を取り上げ見事に読んでいる
子らが木を 揺らし降らせる 雪の花(ジュニア)
評:ゆ&らの韻をうまく使っている
俳優の岩永徹也
冬晴れや 絵の具の青を 買い換える
評:発想がとても良い。けれど少し直すともっと良くなる
絵の具欲し 冬晴れのこの 青が欲し
こう直すと冬晴れの空の青、絵の具の青が強調される
面白いなあ。語順を変えたり選ぶ言葉でこんなに変わるなんて。
そして私も作って見たくなった。
午後の陽を 受けて輝き つらら泣く
出来のほどは全くわかりませんが、陽を受けて溶け始めるつららが泣いているように見えたのを歌って見た。
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