小学生の頃、何が好きかって、「学級新聞作り」が大好
きでした。
その頃は、「謄写版=とうしゃばん」という印刷方法で
印刷していました。「ガリ版」と言いました。
昭和45年ぐらいまでは、つまり50年近く前までは、学校
の試験も案内も、会社の書類もすべてこの方法でした。
若い人のために説明しておきますね。
半透明の、「蝋=ろう」をひいた原紙というものがあり
ます。
それを細かいやすりをひいたような台において、鉄筆で
原稿を書きます。その時に、ガリガリ音がします。でも
って「ガリ版」です。
それを謄写版印刷機の枠に貼って、印刷用紙の上に置き、
ローラーでインクをひいて行きます。
鉄筆で字を書いたところは、インクを通すので、字が紙
に写ります。
どんなにていねいに扱っても、手にインクが付くので、
汚れを取るのに苦労したものです(笑)
先生方の苦労やら、会社の事務係の方の苦労を思うと、
頭が下がります。
今日は、ここまで(笑)感謝、感謝!
ログインしてコメントを確認・投稿する