mixiユーザー(id:4941862)

2018年10月04日23:54

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映画「プーと大人になった僕」☆

2018年9月30日(劇場鑑賞)

期待値がとても低かったため、くまのプーさんと有給休暇の話にちょっと感動しました。

物語は、大人になり仕事に負われるクリストファー・ロビンの前に、プーや森の仲間たちが現れ奇跡の再会をしたことで、ロビンが忘れていた何かを思い出していく姿を描く。

最初、あの人形(プーさん)が現実世界にいること対してのツッコミは無いのか?とノレナカッタ自分がいた。
しかし、劇場内の雰囲気(子供のココロを失っていない大人、娘を連れた母など)は熱気があり、徐々にくまのプーさんは良いなと洗脳されていきました。
というのは、若干誇張が入っていますが、最初の引いた感じからすると、最後の「何もしない。」件の禅問答のような頓智の利いた会話劇に、「イイ話だったな〜。」という気分にさせてもらいました。

大人になり子供の頃のように物事を単純に見れなくなった主人公が、プーさんと再会し時間を共有することで、無理難題と思われた仕事(不採算事業の収益改善)を成し遂げるうえに、本当に大切なモノ(家族)を取り戻すという素晴らしい物語でした。

働き方改革を訴える政治家や官僚は、今すぐ「何もしない」を実行し有給休暇を取得するべきだ。
そして、プレミアムフライデーとか国民に全然浸透していない企画に税金投入するより、余程実効性のある取り組みだと考えます。

最後に、「クリストファー・ロビン」と連呼するプーさんに対してシリアルキラーのような狂気を若干感じたのは、私のココロが汚れているためでしょうか。
それと、序盤にプーさんが蜂蜜を食べるために台所を悲惨なことにするシーンは心底げんなりしたけど、プーさんファンは喜んでいたことも記録として残しておきたい。

心の疲労度が分かるリトマス試験紙的な映画でした、お勧めです。

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