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2018年09月28日22:11

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映画「ザ・プレデター」☆

2018年9月23日(劇場鑑賞)

短い上映時間、脚本は粗だらけ、登場人物は馬鹿ばっか、本当にイイ映画だった。

物語は、無い。正直、荒唐無稽すぎてとても要約しきれない。
プレデターが地球で最も優れた遺伝子を収集しに来たとか、プレデター側にも派閥抗争があり、温暖化した地球に移住しようとしているとか、乱暴かつ雑な脚本に激怒したのは内緒です。

私個人の感性では、軽くてポップに人が死ぬ80年代〜90年代前半のハリウッドお馬鹿アクション映画っぽくてとても合っていた。

でも、プレデターとしては全然ダメ。
プレデターは狩人で、独自の美意識や知性を感じさせる宇宙人のはずなのに、意思の疎通ができるとか、ステルス迷彩を使わず普通に戦うとか、プレデターである必然性が全く感じられなかった。

ちなみに、第一作目「プレデター」は、自分の生涯ベスト候補にはいる大傑作で、毎年年末年始になると見返したくなる良い映画です。
※本作の監督「シェーン・ブラック」は、この時最初にヤラれる兵士役で出演している。

ブラックユーモアのセンスが良くて、プレデターが殺した兵士の腕(親指を立てた状態)を活用するところとか、発達障害気味の子供をイジメる子供に対するプレデターのお面を使った反撃とか、駄目な兵士が一致団結して戦うところとかとても良かったです。

それと、過去作へのオマージュも良くて、エンディングクレジットのところで、第一作目のようにしたり、最後の決闘場所で主人公が泥まみれになったり、プレデター2のピーター・キース特別捜査官役の息子(ジェイク・ビジー)が異星人研究者役で出演していたりと、なかなか萌える展開でした。

アメリカ産ポップコーン映画としては、懐かしさ込みで最高でした。
最近、良い映画ばかり観ていたので、こういう方の力が抜けた映画も良かったです。

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