mixiユーザー(id:735114)

2018年09月16日21:09

173 view

【コンサート】ピアノ・ヴァイオリンコンサート(武蔵野市民文化会館)

縁あって出演者さんのご主人からチケットを譲っていただき、クラシック好きの職場同期と一緒にピアノとヴァイオリンのコンサートを聴きに行った。

ドビュッシー:前奏曲集 第2巻より 「ヴィーノの門」「妖精たちはよい踊り子」「風変わりなラヴィーヌ将軍」
曲集の中でも特に響きが透明で、リズムと和音が個性的な曲がピックアップされていると思った。

モーツァルト:ピアノ・ソナタ第12番
典型的と言えば典型的なのだけれど、それでもやはり、その「典型的なモーツァルトらしさ」がクラシック音楽の完成形なのかもしれない。第3楽章は音域も音量も幅が広くて素晴らしい。

ショパン:スケルツォ第2番
う〜ん、さすがはプロ、緩急と強弱の幅が広い! プロの演奏を聴くたびにいつも、「ショパンは自分で弾くのではなく、聴くための曲だ」と思う。

ベートーヴェン:ピアノとヴァイオリンのためのソナタ第5番「春」
全曲通して聴いたのは初めてなので、良い経験になった。ヴァイオリンの音はただ美しいだけでなく、哀愁を帯びていると改めて実感。

ドビュッシー:ヴァイオリンとピアノのためのソナタ
初めて聴く曲。ドビュッシーが室内楽曲を作っていたことも初めて知った。ドビュッシーらしいエキゾチックな音とリズム、ピアノとヴァイオリンの緊張感のある掛け合いが面白かった。

アンコールはショパンとクライスラー。

私はピアノを習っているし、同期もコントラバス弾きなので、このような演奏会では技術的なことに気が向いてしまう。演奏会でリラックスするどころか、終わった後はぐったり(笑)。もっとも、このぐったり感が好きだったりもするのだけれど。



出演:福田可織(ピアノ)、谷口朋子(ヴァイオリン)
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する