昨日の文楽で、感動したというのは、この夏の名作劇場
としてかけられた演題が、1723年初演で、1892
年に途絶えていたものを、2011年に復曲した方がお
られ、その内容が、300年を経て、なんら古くなく、
新鮮だということでした。
主人公の、忠義一徹に描かれていた太郎左衛門という年
配の武士が、実は情のわかる風流人でもあり、家族への
愛を語る場面もあり、奥の深い人間として描かれていた
のです。
語りに合わせた人形遣いが見事でした。
高校生の時、定年をとっくに超えた英作文の名物講師の
方が「君たちは歌舞伎や文楽を古いものと思って、馬鹿
にしているかもしれないけど、人生の修業を積んでくる
と、その良さが解り、たまには仰天することが、きっと
あるよ」と、にっこり笑っておられましたが、本当に、
そういう時期が来ました。
今日感動したことは、高校野球の開会式の選手宣誓が、
落ち着いていて、文章も良かったこと。
夜、地元の盆踊りで、テンポの速い河内音頭にもつい
ていけたこと(笑)
いよいよ、夏は佳境に入って来ました!
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