たった今、レビューを書いたところなんだけど映画『鍵泥棒のメソッド』を観た。
面白かった。ということで、映画の感想はレビューをご覧ください。
で、印象に残ったところ。
堺雅人演じる売れない俳優と、香川照之演じる殺し屋?便利屋が話す場面があってさ。
ある事情で二人して誰かをだまさなければならない。そこで演技が必要なんだけど、
「俺の理論ではこうなんだ!」
と言い張る堺雅人に対して、香川照之は、
お前の〇〇の本は8ページ以降、読んだ形跡がない。演劇の勉強したなんて言っても、ぜんぶそんな感じで中途半端だろう、と強く叱る。
その部分を観て、妙に反応したんだよね。
あぁ、タイトルのメソッドって、そういうことかと。
演劇だけではなく、いろんな仕事に、実は理論があり、メソッドがあるのではないか。
俺が仕事する領域においてもね。
そのメソッド。特に新人さんを助ける手がかりになるようなメソッドがないものか。なければ、俺が言語化できないか。なんてことをしみじみ考えた。
仕事をする、特に自分が、ではなく仕事をしてもらう、ってなんか難しいんだよね。相手が一所懸命やっているのに、できないというもどかしさを抱えているときは余計にね。
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