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2018年05月03日10:43

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やねうら音楽会Vol.2

昨年に引き続き、歌を習っている友人の発表会にちゃっかり参加してピアノを1曲弾く。歌の先生の弟子でもなければ、伴奏をするピアニストの先生の弟子でもない部外者の私が舞台に立つことを快く思わない方もいるだろう。だが、目標を持って練習すること、人前で演奏する経験をすることが自分にとって大切だと考える以上、誰が何と思おうと気にしてはいけない。
今回の会場は成城のサローネ・フォンタナ。外観は普通の邸宅だが、70人もの観客が入るホールだ。木の床、吹き抜けの天井、縦長の窓が教会のよう。音がとてもよく響く。
歌の生徒さんたちが披露する曲は、ポップス系はミュージカル、映画、ドラマ、ボーカロイドの歌、クラシック系はモーツァルト、ビゼー、プッチーニのオペラアリア、シューベルトの歌曲、ドイツ語やスペイン語の歌など様々で、聴いていて飽きない。先生は喉を痛めていて直前まで歌えるかどうか分からないとのことだったが、最後に1曲歌ってくださった。

そして私のピアノは・・・
演奏したのはフランツ・リストの「コンソレーション第3番」。小品ながら、リストらしさもある(しかもそれほど難しくない)美しい曲だ。半年以上前に自分がついているピアノの先生にみていただいて、それから今回の発表会まで弾き込んでいけば、素人なりに納得のできる仕上がりになるはずだった。
だが(単なる言い訳だが)、練習をする時間が全然取れなかった。通常のレッスンで練習する曲が結構重くて、リストに手が回らない。特に3月半ばから年度末・年度初め対応で忙しいうえに、退職者の業務の引継ぎなどがあり、会社で片付けきれなかった仕事を土日に自宅に持ち帰っていたりもしていたので、ますます時間が取れない。発表会当日は家を出る前に1度、午前中にリハーサルで1度、そして本番と3回弾いたが、本番が一番マズい出来だった・・・(^^;
ホールのピアノはベーゼンドルファー。古いが、大切に使われている感じがした。鍵盤が軽くて、音がよく響くので、自宅のピアノでは指の力を抜きすぎて音がしないようなタッチでも音が聞こえるのが驚きだった。

発表会がお開きになり、歌の先生にお礼を言ったら「来年もぜひ」とおっしゃってくださった。社交辞令かもしれないが、舞台に立つ人数は1人でも多い方がいいかな・・・と前向きにとらえることに(笑)。またお声がけいただけるかどうかは分からないけれど、来年に向けていろいろ準備をするのも自分のためになることなので、発表会参加を目標にピアノの練習を頑張れる範囲で頑張ろう・・・。
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