2018年3月4日(劇場鑑賞)
観終わった後、映画を観ていたのに全然映画っぽくなくて正直混乱した。
しかし、この映画は「神の視点」で作られているということが理解できたら腑に落ちました。
物語は、15時17分、パリ行きの列車で起きたテロ未遂事件を、実際の当事者と実際の列車、乗客を使って再現したドキュメント映画です。
この映画の肝は、主人公たちの生き様、少年期からこのテロ未遂事件までの期間に起きること全てが、まるでテロを阻止するために学んできたことのように描かれていることです。
例えば、主人公の一人は、落ちこぼれで友達の影響で軍隊に憧れる。→ヨーロッパへ赴任。
バイト先に訪れた軍のリクルートに人に聞いた情報から精鋭部隊へ志願。→基礎体力向上。
空間認知能力不足で落ちる、サバイバル教官を目指すが寝坊で落第。→負傷者救出に役立つ。
衛生兵となる、趣味で柔術を身に着ける。→犯人との格闘戦で役立つ。
等々、本当にびっくりする位良くできた構成で、ヨーロッパ旅行中もずっとパリは良くないと言われていたり、とにかく偶然=必然という風に見えるようにこの映画自体が作られているため、映画を観終わって思い返すと全てのシーンがクライマックスに向けての伏線に見えてくるようになっているというすごい映画だったと気づくことができます。
変な映画ですが、もし観るとしたら起こった事象の一つ一つをよく覚えておくことがお勧めです。
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