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2018年04月14日04:49

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ただ祈るばかり

高校時代からの級友である絵描きの親友が昨年末から体調を崩していた。
彼女も私同様イギリス暮らし。
立派な息子二人と孫たちもいる。

二人の共通の友人から電話が入った。
絵描きの親友の息子から連絡があったと。

医者に行ったら急遽入院ということになったのよ

えっ?入院?

そうなの、精神科に。

この友人はつい先日抗うつ剤の副作用を指摘していた。
絵描きの親友と話していて気が付いたと。
だから入院するにしてもあの抗うつ剤を徐々にやめないことには危険だというのだ。

私もそう思う。
医者に知らせなければいけない。
誰かがちゃんと説明しなければいけない。
親友の息子たちに問い合わせた。

オタオタしていると再び電話。
入院しないことになったらしいよ、代わりに自宅で治療するみたい。

ええー、どうなってるんだ。

幸いにも二人の息子たちからすぐに返信があった。
次男からは
話し合いの結果病院側の協力も得て自宅で治療することになりました。僕も1ヶ月の休暇を取ったので母親の面倒を見れますからご心配なく。
ということだった。

コマーシャルづくりの会社経営の長男からは
死にそうなくらい心配しています。弟が1ヶ月休暇を取って面倒みることになりました。僕も可能な限り協力するつもりです。

病院側のアドバイスで神経を刺激することは避けるようにするため、あらゆる友人に電話もメールもしばらく遠慮してほしいということだった。
わかる。
親友はパニックアタックにも襲われ始めていたので、電話中もちょっとした言葉からパニックに襲われるようになっていた。

ほとんど毎日電話していたがしばらくは電話もメールも我慢する、しなければいけない。
ここはただただ祈るしかない。

我が家も二人の孫息子のことで大変なので、駆けつけることもできない。

ただ祈るばかり。

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