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2018年03月25日18:56

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九州への旅6.(嶋原の乱の跡を見る)

天草からフェリーで島原半島に渡る。

現役時代の長崎出身の大先輩から
原城が素晴らしいと聞いていたため
島原城より行ってみたい所であった。

島鉄フェリー口之津港から車で5分とあった。
ラッキーと思いながら
車を走らせる。
やがて海岸に突き出した小高い丘が見えてきた。
あちこちに石垣らしいのが見える。
進んでいくと駐車場には2台ほどの車が停まっている。
古い石垣や天守あとをカメラに収めながら
城跡を散策する。

そしたら発掘にかかわったここの案内の人に出会い
いろんなことを聞かせてもらった。
まだ発掘途中であるらしいが
最近の発掘では
多くの人骨が見つかったということであった。

幕府軍は
城壁の石垣を壊しその意思を使って囲いを作り
島原天草の連合軍の人々を惨殺してその中に投げ込み
さらにまた石垣を壊し同じようにしたらしいのである。

駐車場の車の前の談の中から300人余りの人骨が発掘されたという。

その方のお話では
駐車場の発掘がすめば
500人分以上の人骨が出てきそうだということであった。

幕府のキリシタン弾圧の激しさと
それに屈しないで立ち向かった人々の思いが
とても重苦しく感じられた1日であった。
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