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2018年02月12日01:25

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孫娘の大活躍

昨年末長女が疲れ果て食事を摂らなくなり鬱っぽいので、一日置きに通っていた時期がある。
その頃喘息持ちの双子たちは中学校を休む日が続いていた。
一人はずっと続く耳鳴り。
もう一人は疲労感、なんでも日中はちゃんと呼吸できているが(意識して深く)睡眠中はそれができないため非常な疲労感があるという。
が二人ともゲームをやる元気はあるようだ。
医者は原因はわからない、治療法はないと。

長女になんとか食べてもらうため弁当を作っていき、双子にはそこで何か作っておき、キッチンの山のような皿洗い、掃除と片付けをしていた。

あれから長女は元気を取り戻した様子。
アスペルガーの長女はまったくの受け身で躾ができず(社交がだめ、交渉、説得もできない)、偏食でアレルギー持ちの息子たちの奴隷のように1日に何度も料理し、そのほかの家事やなんかで疲労困憊するので、経済的にも労働においても軽くするためどちらか我が家に住む気はないかと聞いてみた。

すると弟が「行くっ!」というではないか。
小さなスペアルームを準備し、年が明けてから彼はやってきた。

先月ソーシアルワーカーがやってきて双子について孫娘と私と3人で話し合った。
ソシアルワーカーの話では何も健康的な異常は見られないという。
私たちも実際に具合が悪くともゲームができるのだから学校には行けるはずと思った。

そこから彼らの姉である孫娘の大活躍が始まった。
次女の置いていった組み立て式家具が放置された状態であるのを、一人で運び屋根裏の物置に収めたり、何かと弟の部屋のが居心地良いように片付けた。
そして毎朝弟を連れて中学校に送り届ける。
途中長女の家に寄り、もう一人を叩き起こして彼も一緒に中学校に。
本当は母親の仕事だが母親は彼らが具合が悪いといえばそのまま受け入れ休ませる。
なので孫娘が強引に彼らを学校まで送るわけだ。

1週間が過ぎた。
孫娘は自分のカレッジでの授業を見逃すわけにはいかないから、これからは毎日はできないという。
ごもっとも。
よくやった、と思う。

水金が無理だというのでそこは私がと思っている。
孫娘は若い頃から彼らの母親役をやっていた。
親子4人で街中を歩いている時など、そっちはダメよ、信号で止まってと小さな弟たちに注意したり命令したりするのは彼らの姉の孫娘だった。
彼らの母親である長女は、ただただ人目につきたくないかのように俯いてひっそり彼らの後ろからついて行くだけだった。


写真:左 /数年前の孫たち 中/弁当 右/新しいビニールタイルのフロア
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