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2018年02月10日05:17

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ヤングケアラーと心の窓


鎌倉建長寺の開山

大覚禅師は

「建長寺はすべて松関

をとじず、無限の清風

来たりて未だやまず」

と述べています。

修業者にも一般の人々にも、老若男女、あらゆる人に対して、いつでも門戸を開いているという意味です。


建長寺が

お地蔵さんを祀っているお寺だと知ってますか?

私は自分の寺だと学生時代から通っていました。

また、臨済宗建長寺派住職は

「無限の清風」は偶然の出会いや出来事に姿を変えて訪れる。

心の窓を閉じていると、風は入らず大事なご縁も気づかずに通りすぎてしまうと述べています。

現在は、学業や仕事、介護に日々追われ、
心の窓は閉ざされてしまいがちです。

最近、よく聞く言葉に

『ヤングケアラー』があります。

病気や障害をもつ両親や祖父母などの介護を行っている

10代〜20代の若い人達のことをいいます。

日本では現在17万人以上がいて、


誰にも相談できずにいるようです。

学校に遅刻したり、休んだり、他人に話すこともできずに閉じこもって介護しているようです。


仲間がアイドルの話しに夢中になってるところに、

お爺ちゃんのオムツの仕方を相談できないと悩んでいるそうです。

イギリスがヤングケアラー対策の先進国で、


ヤングケアラー発見が最優先で、学校に仕組みを作っているそうです。

私達も心の窓を閉じている、ヤングケアラーの支援を考えてはと思います。

幸せの風は

開かれた

心にのみ

舞い降りるものですから。


合掌

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