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2018年01月07日08:57

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京都の旅(3日目)

1月2日(火)
八坂の塔をランドマークとした景色はテレビや雑誌などでよく紹介され、その周辺にお店などもあって面白そうではあるが、あえてそのベタな景色を見に行くことがなかった。だが、たまにはそういう景色を見てみようと思い、清水坂→(清水寺へは行かずに)三年坂・二年坂→ねねの道→石塀小路→下河原通→八坂の塔というルートで散策した。

写真や映像でその景色が頭に入ってしまっているので、大きな感動はなく、単なる確認作業になってしまうのだが、それでも自分で体感したことによる発見はある。それは石塀小路を歩いている時だった。一本道なので迷うことはないのだが、何となく迷路に踏み込んでしまったような不安な感覚になる。見通しが悪いため、角を曲がろうとするときに少し身構える。開いているお店もあるが、非常に入りにくい。観光客がたくさんいるのだけれど、妙な静けさがある。そして観光名所でありながら小路の入り口がとても地味でひっそりしている。ホテルに戻って京都出身の伯母に「石塀小路に行った」と報告したところ、「あそこ、独特の雰囲気やろ。昔、連れ込み宿が並んでいたらしいよ」との言葉。あ〜、なるほどね〜。どことなく人目を避けるような雰囲気があるのはそういう過去があるからなのか。テレビや雑誌の情報だけでなく、自分の足で実際に行ってみないと周囲の雰囲気を感じ取ることはできないと実感した。

私のこの日の宿泊は嵐山。伯母に「嵐山を拠点に、嵐山以外でどこか良いところはないか」と相談したら、長岡京市の長岡天満宮と光明寺を薦めてくれた。
ホテルに残る親戚に挨拶をし、私は嵐山へ移動。嵐山には15時半過ぎの到着で、まだ周囲を散策する時間もあったが、12月31日から3日連続で毎日1万歩以上歩いてさすがに疲れたし、長岡京のこともいろいろ調べたかったから、そのまま宿に引きこもる。
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