・はじめに
2018年となった。同時に、福島市内の餃子探訪も100軒を越えた。
「超える」は上回る、「越える」は通過する、という意味であり、
100軒は目標ではなく、通過点なので、100軒を越えた、と書くべきだろう。
まだ未訪問の店もいくつかあるのだが、福島市だけでは、限界はいずれやってくる。
ということで、これからは、ラーメン屋の餃子も食べることにする。
今まで食してきた餃子の数をもってすれば、餃子の質の判断力もついただろうから、
ラーメン屋の、あまり美味しいとは思えない餃子を続けて食べたとしても、
自身の中でできた、「餃子の味の基準」は揺らぐことはない、と信じる。
本日は、福島駅の北西にあるラーメン屋を訪問した。雪が多い日なのに混雑している。
・対象
営業時間：11:00〜15:00、18:00〜22:00(L.O.21:45) 無休(年末年始は時間変更あり)
スタミナ餃子5個380円
カウンター席が5席、小上がり席が3卓ある。
席には酢、胡椒、七味がある。
店では、調理の女性ふたりと給仕の女性ふたり、計4人が働いている。
・結果
餃子が焼き上がって、厨房で皿に盛り付けられると、
給仕の女性が皿に餃子のタレを注いでから持ってくる。
タレはやや辛めの酢醤油だ。
餃子の大きさは中程度、皮の厚さは中程度からやや厚めだ。
皮の焼き目は軽くついている程度で、ひだはついていない。
餡は野菜多めで、大蒜風味はそこまで強くはない。
・考察
タレは、酢醤油に、ラー油もある程度多めに混ぜているのだと思う。
「スタミナ」と付けば、大蒜が入っている、と考えるのが妥当だと思うのだが、
ここの餃子は、そこまで強くは、大蒜の風味を感じることはなかった。
あるいは、いわゆる無臭ニンニク、というものを使っているのだろうか。
従業員が4人とも女性なので、大蒜の臭いを気にした、とは考えられる。
そうすると、思い込みになってしまうこともあるが、
「餃子を食べた」という気持ちが、やや薄らいでしまう。
しかし、その副産物として、皮の味を意識することができた。
皮にはうっすらと味が付いており、これは良いと思う。
とはいえ、全体としては、そこまで主張のある味ではなかった。
・まとめ
評価は3である。
この店は、1階部分は貸店舗としている形式の2階建てアパートに入っているが、
同じアパートの並びに本店がある。1号店と2号店が僅か数メートルしか離れていない。
会計の際に尋ねてみたが、共通のラーメンも出しているものの、
多くは違うメニューを出している、ということだ。
ということは、1号店の餃子は、違うのだろうか。そこを聞かなければいけなかった。
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