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2017年12月18日02:25

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ありのすさび

1年の資料整理をしていると、亡くなった方の資料をパソコンから消去したり、整理保管している時に

生前の姿が思い出されて心が締め付けられる思いになりました。

そんな気持ちを古代の人は

「ありのすさび」と

述べていました。

何か不思議な言葉だと

思いませんか。


「あるときは


ありのすさびに


憎くかりき


なくてぞ人は


恋しかりける」

(源氏物語・桐壷)


近くにいる時には

憎く思うことも

あったが、

いなくなった後に

なってみて、

懐かしさがつのってくる。


古代の人の感情と


現代も同じなんだなあ


と思いました。


笑顔で徘徊していた、

あのおばあさん


体を大学病院に献体してくれと言い残して
逝ったおじいさん。

僕の事を忘れるもんか
といってくれましたね。


みんな懐かしく


思い出しました。




ご冥福をお祈り


致します。


合掌
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