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2017年12月15日02:22

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ほっ、一安心

先々週の木曜日以降長女には会っていない。

理由はその木曜日に電話すると
「明日(金曜日)行こうか?」
「いや、大丈夫」
「本当?」
「うん」
「じゃあ土曜日に行こうか?」
「土曜日はドキュメンタリーを見に出かけるから、来なくて良いわ」
「あら、そう?そのドキュメンタリーは政治的なものね?」
「そう」
「本当に大丈夫ね?
「大丈夫」
とこんな会話をした。
声が割としっかりしていたので大丈夫らしいと見た。
それにドキュメンタリー映画を見に出かけるくらいだし。

しかしなぜ突然なのか。
あんなに弱々しく寝込んでいたのに。
月曜日の朝一番に電話した。
「行って欲しい?」
「来なくて大丈夫」
はっきりと答える。
「本当に大丈夫ね?双子達はどうしてるの?」
「相変わらずよ。」
「学校に行っていないのね?」
「うん」
ともかく長女が大丈夫ならと安堵した。
そしてカレッジのプロジェクトとエッセイで忙しくて心配だが母親たちを訪れる時間がないという孫娘(私と同居)に伝えた。
「あのね、さっき電話したらね、もう大丈夫って。元気になりつつあるみたいよ。それに土曜日はドキュメンタリー映画を見に出かけたくらいだし。」
「それは良かった。」
とホッとした様子。
「でも映画に出かけたって、またあいつと付き合い始めたんじゃないかな。」
以前しばらく長女が交際していたこれまたどうしょうもない男のこと。
急に元気になった長女に嬉しいけれども不信感をぬぐいきれなかった私はギクッとした。
「そこまで馬鹿じゃないでしょう。」
「いや、馬鹿なのよ。」
と言い切った孫娘。

以来不安だった。
長女は娯楽を求めない。
衣服やメークアップなどにお金を使わない。
出費は子供達の食費(可能な限り有機食品)と光熱費、交通費だけ。
何も楽しみがなくて大丈夫かと心配になるような生活ぶり。
これで恋人がいてくれれば良いのだが、アスペで対人恐怖症気味の長女にはチャンスがない。
会話のできないことなど物ともせず、言い寄ってくるのはウエストインディアンのいい加減なタイプの男だけ。
そのしばらく交際した男もそうだった。
口ばかり達者であちこちの女と同時に付き合うタイプ。
なので今度はこのことが気がかりになってきた。
あんな男とまた付き合おうとしているのだろうか。
一人で映画に行ける人ではない。
あいつと行ったのだろうか。

と心配していたところへ次女と下宿人が現れた。
次女の誕生日で下宿人は私からのバースデイカードを持って久しぶりに(忙しかったので)次女を訪れた。
1泊してこちらに二人でやってきたわけだ。

「先日ね、ジョン ピルガーのドキュメンタリーを見に行ったのよ。」
「あ、そう、良かった?」
「うん、姉を誘ってね、一緒に行ったの。」
「あ、そういえば長女が映画を見に行くと言っていたけど、あんたと?」
「そうよ」
「そーか」
「で、その後でね、うちに誘ったの(引っ越した新しい貸し家)。ワイン2本買ってね。家で飲みながらおしゃべりを楽しもうってわけよ。」
長女は身内の者と長年よく知っている人とは結構話すことができる。
課題は政治的なことや食物に含まれる添加物についてが多い。
「ところがね、引っ越したばかりでしょ、ワインオープナーがなくて。ははは、参ったねー。」
「で、どうしたの?」
「元の貸し家が近所だからそこに言って借りてきたわよ。」

というわけで長女は前の男とよりを戻したわけではないとわかり、ホッとした次第。
孫娘にそれを告げると彼女も
「やった!」
と嬉しそうだった。







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