晴れたり曇ったり、ちょっとだけ寒いけど、ここらは雪にはならないね。
分厚いこの本、副題「生活史からみる京都1945-1952」、500ページもある〜っと思ったら、本文は374ページであとは資料など、ちょっと気が楽に。
「「集団的防衛」を「集団的自衛」と表現することは、言葉による世論操作であろう。・・占領期がじつは長い「休戦」期、つまりは戦争の時代の続きであったとすれば、戦後は占領期の続き、遠隔操作がなされる「立ち入った占領」だったのではないか。」・・。首相が言う「積極的平和主義」もまた「武装平和」という形容矛盾を隠蔽するためのネーミング・・。その一方で反戦平和を願う側は・・なぜ・・憲法九条を輸出する努力をしてこなかったのだろう。」(p336・p337)、占領(休戦)期の京都の生活記録、出版物、その後の聞き取り等から今(占領期の続き)を見ている。朝鮮戦争反対のアジびらをまいて軍法会議とはまいったね。読みごたえがあった。
「古都の占領」
西川祐子 著
平凡社 2017年8月25日発行
本体3800円(税別)
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