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2017年12月04日17:44

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ハンセン氏病差別は本当に一人一人違う差別です・旧友たちへのメールから

  1980年ごろ、一緒にまつさんの所に行っていた友人と「まつさんの死後は全生園には行かない。付き合っていた患者が死んだからと言って、日替わりメニューのように、クルクル付き合う相手を変えていくのはおかしいから」と話が一致したのを覚えています。確かに、その通りかもしれませんが、それ以上の問題として、「付き合えない」のです。何故なら、一元患者が受けてきた差別やハンセン氏病問題が他の全ての元患者たちとは大きく違い、話も合わないから。
  実際、それを経験しています。鹿児島に住む元患者のYさんと文通しましたが、Yさんの投げかけるハンセン氏病問題は伊藤まつさんの投げかけたその問題とは全く違っており、僕には理解不可能でした。そう言えば、まつさん生きていた時も、S氏という中年元患者の男性とも飲みながら付き合ったことがありますが、ハンセン氏病差別についてS氏は「遺伝性と見られていた事が差別の根。それで私の父母は非常な迷惑を受けた。伝染性が判り、遺伝性でない事が明らかになり、差別は消えた。ハンセン氏病差別は昔の事だ」と言っていました。僕も当時はさすがに変に感じましたが、S氏は精神病持ちでもあるので、そのせいだと思いました。でも、今思うと、言っていた事はS氏なりの事実であり、ハンセン氏病差別。誰にも否定はできないわけですね。
  脳性まひ者の生き方や問題も一人一人違い、統一はできませんが、それと比べても、ハンセン氏病問題は一人一人非常に違うわけです。付き合いも「一対一」以外、不可能です。

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